旅と自転車と
旅と自転車の談話室
プロフィール

Author:ブランチェス 左千夫
つましい生活ながら悠々自適の
63歳。
旅が好きで、或る時、旅の移動の手段として自転車が最適なことを発見しました。
ここは旅と自転車と人生の喜びを語り合う談話室です。
ワインを片手にあなたもお話に加わってください。



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思い出のコース 3 北海道 その2 網走
女満別空港で自転車を組み立てた。
走り出してみるとゆるいアップダウンでまわりには牧草地が広がっている。
牧草地にはロールケーキのような乾し草がころがっているし、
道路沿いのバス停らしき標識には「○○家前」などとなっていて、私はウイスコンシンを思い出した。

ウイスコンシン州のミルウオーキーは昔私が住んでいたシカゴから
車で4〜5時間北へ行ったところにあるのだが
まっ平らなシカゴあたりと違ってゆるいUP・DOWNがあって酪農地帯である。
更に北へ走ってミネソタ州に入ると山が見られるようになって、
日本人にとってはほっとするような景色が見られる。

そんな思い出に浸りながら走っていると、廃線を利用したサイクリングロードにたどりついた。
そんな道路があるとは知らなかったのだが、
ノトロ湖へ向かって走っているうちに自然に合流した。
ノトロ湖は観光地でも何でもないが、私としては北海道の湖とは
どんなものか何となく見てみたかったのである。

ノトロ湖には人工物が何も無かった。
家も、看板も、桟橋も、人の手を加えたようなものは何ひとつ無かった。
人さえもいなかった。
右手の白樺の木からオジロワシがゆったりと飛び立ったあとは
大自然の中に自分一人が取り残されてしまったような、
さびしくて、それでいてうれしいような気分に浸ったものだ。

ノトロ湖


廃線を利用したサイクリングロード
  廃線



この記事に対するコメント
ノトロ湖
あらためてガイドブックを見てみると
ノトロ湖には観光地マークがついていました。
私がたどり着いたところは誰も行かないような
ところだったのでしょうね。
これも自転車旅行の楽しみのひとつです。
【2008/05/06 10:09】 URL | ブランチェス #- [ 編集]


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